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AIへの指示の出し方 ── 「いい感じにして」では伝わらない理由と解決法
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AIへの指示の出し方 ── 「いい感じにして」では伝わらない理由と解決法

この記事でわかること


指示の質 = 成果の質

バイブコーディングで最も重要なスキルは、プログラミングの知識ではなく**「何を作りたいかを明確に伝える力」**だ。

AIは指示通りに動く。曖昧な指示を出せば曖昧な結果が返ってくるし、具体的な指示を出せば具体的な結果が返ってくる。


良い指示と悪い指示

悪い例

いい感じのWebサイトを作って

→ AIは「いい感じ」が何を意味するかわからない。結果はランダム。

良い例

以下の仕様でプロフィールサイトを作ってください:
- 1ページ構成
- 名前、自己紹介、スキル一覧、連絡先を表示
- 色はダークブルー基調
- レスポンシブ対応(スマホでも見やすく)
- HTML + CSS + JavaScriptで

→ AIは何を作ればいいか明確にわかる。

さらに良い例

フリーランスのデザイナー向けのポートフォリオサイトを作ってください。

ターゲット:制作会社の採用担当者
目的:仕事の依頼を受けること

ページ構成:
1. トップ(名前+キャッチコピー+メインビジュアル)
2. 実績一覧(画像グリッド、クリックで詳細表示)
3. スキル(使えるツール一覧)
4. お問い合わせフォーム

デザイン:
- ミニマルで余白を活かしたデザイン
- 白基調、アクセントカラーはコーラルピンク
- フォントはゴシック体

技術:HTML + Tailwind CSS

→ 目的・ターゲット・構成・デザインが明確。AIが迷わない。

💡

コツ:5W1Hで考える

  • What: 何を作るか
  • Who: 誰が使うか
  • Why: 何のために
  • Where: どこで使うか(Web、スマホ等)
  • How: どんな見た目・動きか

すぐ使える指示テンプレート

Webサイトを作りたい場合

[サイトの種類]のWebサイトを作ってください。

目的:[目的]
ターゲット:[誰向けか]

ページ構成:
1. [ページ名]([内容])
2. [ページ名]([内容])

デザイン:
- [カラー]基調
- [雰囲気](モダン、シンプル、かわいい等)
- レスポンシブ対応

技術:[HTML/CSS、React、Astro等]

ツールやアプリを作りたい場合

[ツールの種類]を作ってください。

機能:
1. [機能1]
2. [機能2]
3. [機能3]

入力:[ユーザーが入力するもの]
出力:[ツールが返すもの]

技術:[Python、JavaScript等]

既存のコードを修正したい場合

以下のコードに[修正内容]を追加してください。

現在の動作:[今どう動いているか]
期待する動作:[どう動いてほしいか]

[コードを貼り付け]

一度に全部作らない

バイブコーディングの最大のコツは**「段階的に作る」**こと。

❌ 「ECサイトを全部作って」
   → 巨大すぎてAIが全体を把握できない

✅ ステップ1:「商品一覧ページを作って」
   ステップ2:「商品詳細ページを追加して」
   ステップ3:「カートに入れるボタンを追加して」
   ステップ4:「カート画面を作って」
   → 1つずつ確認しながら進められる
⚠️

大きな指示は失敗のもと

一度に1000行のコードを生成させると、どこかに必ずバグが入る。50〜100行ずつ小さく作って確認するのが、結果的に最も速い。


まとめ

  1. 具体的に伝える – 「いい感じ」ではなく仕様を明確に
  2. テンプレートを使う – 毎回ゼロから考えない
  3. 段階的に作る – 小さく作って確認を繰り返す

この3つを意識するだけで、AIの出力品質が劇的に変わる。

次の記事: 指示の出し方がわかったら、具体的なツールの使い方を学びましょう。

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