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Cursor入門 ── AI搭載コードエディタで直感的にコードを書く
ツール Step 4 約27分で読めます

Cursor入門 ── AI搭載コードエディタで直感的にコードを書く

Cursorとは ── AIネイティブなコードエディタ

Cursor(カーソル)は、VS Codeをベースに作られた「AIネイティブ」なコードエディタ。見た目や操作感はVS Codeとほぼ同じだが、エディタの根幹にAI機能が組み込まれている点が決定的に異なる。

従来のエディタでは、GitHub CopilotなどのAI拡張機能を「後付け」でインストールする形だった。Cursorはそうではなく、エディタそのものがAIと対話する前提で設計されている。コードを書く、質問する、修正する、リファクタリングする──すべてのワークフローにAIが自然に溶け込んでいる。

VS Codeとの関係

CursorはVS Code(正確にはそのオープンソース版であるCode OSS)をフォークして開発されている。そのため以下の特徴がある。

  • 見た目・操作感がVS Codeとほぼ同じ ── VS Code経験者なら違和感なく移行できる
  • VS Codeの拡張機能がほぼそのまま使える ── お気に入りの拡張機能を諦めなくていい
  • 設定(settings.json)やキーバインドも互換 ── VS Codeの設定をそのままインポート可能
  • テーマも共通 ── VS Code用のカラーテーマがそのまま動作する
ℹ️

「VS Codeを卒業する」わけではない

CursorはVS Codeの上位互換と考えてOK。VS Codeでできることは基本的にすべてできる上に、AI機能が追加されている。ただしVS Codeとは別アプリなので、両方を同時にインストールして使い分けることもできる。

なぜCursorが選ばれるのか

バイブコーディングのツールは複数あるが、Cursorが特に初心者に人気な理由をまとめると以下の通り。

理由詳細
GUIで直感的ターミナル操作が不要。マウスとキーボードだけで完結
コードが見えるAIが何を書いたか、自分の目で確認しながら進められる
Accept/Reject方式AIの提案を一つずつ確認して受け入れ or 拒否できる
学習コストが低いVS Codeを使ったことがあればほぼゼロ
日本語で指示できるチャット欄に日本語で指示を書けばAIが理解してくれる
無料プランがあるお金をかけずに試せる

Claude Codeとの違い

バイブコーディングを始めるとき、「CursorとClaude Code、どちらを使えばいい?」という疑問が出てくる。それぞれの特徴を比較しよう。

比較項目CursorClaude Code
操作方法GUIエディタターミナル(CLI)
見た目VS Codeと同じ画面コマンドライン(黒い画面)
コード補完リアルタイムで候補表示(Tab補完)なし(対話で生成)
ファイル操作自分でファイルを開いて確認AIが自動でファイルを探して編集
マルチファイル編集Composerモードで対応標準で対応(得意)
プロジェクト全体の理解@codebase指定で参照自動的にコードベースを探索
向いている人コードを見ながら進めたい人全部AIに任せたい人
料金無料プランあり / Pro $20/月API従量課金(月$5〜$50程度)
💡

どちらを選ぶ?

「コードを見ながらAIに手伝ってもらいたい」→ Cursor。「コードは見なくていいから全部やって」→ Claude Code。両方使い分けるのもアリ。初心者はまずCursorで「AIとコードを書く感覚」を掴み、慣れてきたらClaude Codeも試すのがおすすめ。


インストールと初期設定

ダウンロードとインストール

Step 1

公式サイトにアクセス

cursor.com にブラウザでアクセスし、「Download」ボタンをクリック。Mac / Windows / Linux に対応。

1分
Step 2

インストーラーを実行

ダウンロードしたファイルを開いてインストール。Macなら .dmg を開いてApplicationsにドラッグ。

2分
Step 3

アカウント作成・ログイン

初回起動時にCursorアカウントの作成を求められる。メールアドレスまたはGitHubアカウントで登録。

2分
Step 4

VS Codeの設定をインポート

VS Codeがインストールされていれば、設定・拡張機能・キーバインドの自動インポートを選択できる。

1分
Step 5

AIモデルの選択

設定画面でAIモデルを選択。GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet などから選べる。デフォルトのままでもOK。

1分

VS Codeからの移行手順

VS Codeを既に使っている人は、以下の手順でスムーズに移行できる。

  1. 設定のインポート: Cursorの初回起動時に「Import VS Code Settings」を選択
  2. 拡張機能の確認: インポート後、拡張機能一覧(Cmd + Shift + X)で必要なものが入っているか確認
  3. キーバインドの確認: 特にカスタマイズしていたショートカットが引き継がれているか確認
  4. テーマの確認: カラーテーマも自動でインポートされる
⚠️

VS Codeと同時起動する場合の注意

CursorとVS Codeは別アプリなので同時起動可能だが、同じプロジェクトフォルダを両方で開くとファイルの競合が起きる可能性がある。同じプロジェクトは片方だけで開くようにしよう。

日本語化の設定

Cursorは初期状態では英語UIになっている。日本語化する方法は以下の通り。

  1. Cmd + Shift + X で拡張機能パネルを開く
  2. 検索欄に「Japanese Language Pack」と入力
  3. 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストール
  4. 再起動すると日本語UIに切り替わる

おすすめの初期設定

Cursorを快適に使うために、最初にやっておきたい設定を紹介する。

設定項目場所おすすめ値理由
Auto SaveSettings → FilesafterDelay (1000ms)保存し忘れを防ぐ
Tab CompletionCursor Settings → Tab有効AIのTab補完を使う
Font SizeSettings → Editor14〜16読みやすいサイズに
Word WrapSettings → Editoron横スクロールを減らす
AI ModelCursor Settings → Modelsclaude-3.5-sonnet精度が高い
Privacy ModeCursor Settings → Privacy必要に応じてONコードを外部送信したくない場合

3つの主要AI機能を徹底解説

Cursorの中核となるAI機能は3つ。それぞれの使い方と活用シーンを詳しく見ていこう。

1. AIチャット(Cmd + L)

エディタの右側にチャットパネルが開き、AIと対話しながらコードを書ける機能。ChatGPTのような感覚で使えるが、エディタと統合されている点が最大の強み。

基本的な使い方

  1. Cmd + L でチャットパネルを開く
  2. テキストボックスに日本語で指示を入力
  3. AIがコードの変更を提案
  4. Accept で適用、Reject で拒否

チャットで使える指示の例

このファイルにログイン機能を追加して
このコンポーネントにバリデーション処理を加えて
このファイルのエラーハンドリングを改善して
このコードが何をしているか日本語で説明して

@メンション機能

チャットでは @ を使って参照先を指定できる。これがCursorの大きな強みだ。

メンション機能使用例
@ファイル名特定のファイルを参照させる@index.html このHTMLにスタイルを当てて
@フォルダ名フォルダ内の全ファイルを参照@src フォルダ構成を説明して
@codebaseプロジェクト全体を参照@codebase この機能はどこで定義されてる?
@webWeb検索結果を参照@web Reactの最新バージョンは?
@docs公式ドキュメントを参照@docs Next.js のルーティングについて教えて
💡

@codebaseを活用しよう

プロジェクト全体について質問したいときは @codebase を先頭に付ける。AIがプロジェクト内のファイルを自動的に検索して、適切なコンテキストを読み取ってくれる。「@codebase このプロジェクトの構成を説明して」のように使うと便利。

2. インラインエディット(Cmd + K)

コードの特定の箇所を選択して、その部分だけをAIに書き換えてもらう機能。チャットのようにパネルを開かず、コード上で直接編集指示を出せる。

基本的な使い方

  1. 書き換えたいコードをマウスで選択
  2. Cmd + K を押す
  3. 表示される入力欄に指示を入力
  4. AIが選択範囲を書き換え
  5. Accept / Reject で適用を判断

インラインエディットの活用例

  • リファクタリング: この関数をもっと読みやすくして
  • 型の追加: TypeScriptの型を追加して
  • コメント追加: 日本語のコメントを追加して
  • エラー修正: このバグを修正して
  • 変換: このclassコンポーネントを関数コンポーネントに変換して
ℹ️

選択なしでCmd+Kも使える

コードを選択せずにCmd+Kを押すと、カーソル位置に新しいコードを生成してくれる。「ここにフォームのHTMLを追加して」のように使える。

3. Tab補完(Copilot++)

コードを書いている最中に、次に書くべきコードをAIがリアルタイムで予測・提案する機能。グレーのテキストで候補が表示され、Tabキーで受け入れる。

Tab補完の特徴

  • コンテキストを理解: 今開いているファイルだけでなく、プロジェクト内の他のファイルも参照して予測
  • 複数行の予測: 1行だけでなく、関数全体やブロック全体を予測することもある
  • 学習する: プロジェクト内のコーディングスタイルを学習し、一貫した提案をしてくれる

Tab補完が特に便利なシーン

シーン具体例
繰り返しパターン似たような関数を複数書くとき、2つ目以降を自動補完
ボイラープレートimport文やexport文の定型パターン
テストコードテスト関数名から中身を予測
データ定義配列やオブジェクトの残りの要素を予測
コメントからコードコメントを書くと、それに対応するコードを予測

Composerモード ── マルチファイル編集

Composer(コンポーザー)は、複数のファイルを同時に編集できるCursorの上位機能。通常のチャット(Cmd+L)は1ファイルの編集が基本だが、Composerは「ファイルAを作成して、ファイルBを修正して、ファイルCに追記して」といった複数ファイルにまたがる作業を一度にこなせる。

Composerの起動方法

  • Cmd + I でComposerパネルを開く

Composerの活用例

新しいユーザー登録ページを作って。
- pages/register.tsx にページコンポーネント
- components/RegisterForm.tsx にフォームコンポーネント
- lib/auth.ts に認証ロジック
- styles/register.module.css にスタイル

このように指示すると、Composerが4つのファイルをまとめて生成・編集してくれる。

チャット vs Composer の使い分け

場面推奨機能
1つのファイルの修正・質問チャット(Cmd+L)
特定箇所の部分修正インラインエディット(Cmd+K)
複数ファイルの新規作成Composer(Cmd+I)
機能追加(複数ファイルに影響)Composer(Cmd+I)
コードの説明・質問チャット(Cmd+L)
💡

Composerはバイブコーディングの本領発揮

「ログイン機能を作って」と一言伝えるだけで、必要なファイル群をまとめて生成してくれる。これがバイブコーディングの醍醐味。複数ファイルにまたがる作業はComposerに任せよう。


.cursorrules ファイルの活用

.cursorrulesは、プロジェクトのルート(一番上のフォルダ)に置く設定ファイル。AIに「このプロジェクトではこういうルールに従って」と事前に指示しておける。

.cursorrulesの作り方

プロジェクトのルートフォルダに .cursorrules というファイルを作成し、ルールを記述する。

# プロジェクトルール

## 言語とフレームワーク
- このプロジェクトはNext.js 14(App Router)を使用
- TypeScriptで記述すること
- スタイリングはTailwind CSSを使用

## コーディング規約
- 関数コンポーネントを使用(classコンポーネントは使わない)
- 変数名はcamelCase、コンポーネント名はPascalCase
- コメントは日本語で書く
- エラーハンドリングは必ず行う

## ファイル構成
- pages/ にページコンポーネント
- components/ に共通コンポーネント
- lib/ にユーティリティ関数
- types/ に型定義

.cursorrulesに書くと効果的な内容

カテゴリ記述例効果
使用技術「React + TypeScript + Tailwind CSS」AIが適切なライブラリを前提にコードを書く
コーディング規約「変数名はcamelCase」一貫したコードスタイルを維持
禁止事項「anyは使わない」AIが型安全なコードを書く
ファイル構成「APIルートは app/api/ 以下」正しい場所にファイルを作成
言語指定「コメントは日本語で」AIが日本語のコメントを付ける
⚠️

.cursorrulesの注意点

.cursorrulesは便利だが、あまりに長く複雑なルールを書くとAIのコンテキストウィンドウを圧迫する。重要なルールを簡潔にまとめよう。目安は200行以内。


実践的な使い方 12選

Cursorを使ったバイブコーディングの具体的な活用シーンを紹介する。

1. HTMLページをゼロから作る

シンプルなプロフィールページを作って。名前、自己紹介、スキル一覧を含めて。
デザインはモダンでシンプルにして。Tailwind CSSを使って。

2. エラーメッセージを貼って修正してもらう

以下のエラーが出ます。修正してください。

TypeError: Cannot read properties of undefined (reading 'map')

3. 既存コードの説明を求める

このファイルの処理の流れを初心者向けに日本語で説明して。
各関数が何をしているか、一つずつ教えて。

4. テストコードを自動生成

この関数のユニットテストを書いて。正常系と異常系を両方カバーして。
Jestを使って。

5. APIの呼び出しコードを生成

OpenWeatherMap APIから東京の天気を取得して表示するコードを書いて。
fetch APIを使って、エラーハンドリングも入れて。

6. データベーススキーマの作成

ブログアプリのデータベーススキーマを作って。
ユーザー、記事、コメント、カテゴリのテーブルが必要。
Prismaスキーマで書いて。

7. レスポンシブデザインの実装

このページをスマホ対応にして。
768px以下で1カラムに、それ以上で2カラムのレイアウトにして。

8. フォームにバリデーションを追加

この入力フォームにバリデーションを追加して。
- メールアドレスの形式チェック
- パスワードは8文字以上
- 名前は必須
エラーメッセージを日本語で表示して。

9. 既存コードのリファクタリング

この関数が長すぎるので、小さな関数に分割して。
各関数の責務を明確にして、読みやすくして。

10. README.mdの自動生成

@codebase このプロジェクトのREADME.mdを作成して。
セットアップ手順、使い方、技術スタック、ディレクトリ構成を含めて。

11. Git操作の補助

今の変更内容を確認して、適切なコミットメッセージを日本語で3つ提案して。

12. コードレビュー

このファイルのコードレビューをして。
セキュリティ上の問題、パフォーマンスの改善点、可読性の問題を指摘して。

料金プランの詳細

プラン月額Tab補完AIチャットComposer使用モデル
Free$02,000回/月50回/月(低速)利用可能(回数制限あり)基本モデル
Pro$20無制限500回/月(高速)無制限GPT-4o, Claude 3.5 Sonnet 等
Business$40無制限無制限無制限全モデル + 管理機能

プラン選びのポイント

  • まず無料プランで始める: 月2,000回のTab補完と50回のチャットは、学習目的なら十分
  • 毎日使うならProへ: 日常的にCursorを使うなら、月$20は十分元が取れる投資
  • チームで使うならBusiness: 管理機能やプライバシー設定が充実
ℹ️

無料プランで十分始められる

月2,000回のコード補完と50回のチャットは、「まずは触ってみたい」「週末だけ使う」という学習目的なら十分。使い込むようになってから有料プランを検討しよう。ProプランはGPT-4oやClaude 3.5 Sonnetなど高性能モデルが使えるのが大きな魅力。


VS Code拡張機能との互換性

CursorはVS Codeベースなので、VS Codeの拡張機能がほぼそのまま使える。ただし一部の注意点がある。

互換性のある主要な拡張機能

拡張機能用途Cursorでの動作
Prettierコードフォーマット問題なく動作
ESLintコードの品質チェック問題なく動作
Japanese Language Pack日本語化問題なく動作
GitLensGit履歴の可視化問題なく動作
Tailwind CSS IntelliSenseTailwindの補完問題なく動作
PrismaPrismaスキーマのハイライト問題なく動作
Thunder ClientAPI テスト問題なく動作

注意が必要な拡張機能

  • GitHub Copilot: CursorのAI補完と競合するため、無効にすることを推奨。両方有効にするとTab補完が混乱する
  • 他のAIコーディング拡張: Cursor内蔵のAIと機能が重複するため、基本的に不要
  • リモート開発系: SSH接続やWSL連携は一部制限がある場合がある
⚠️

GitHub Copilotとの併用は避けよう

CursorのTab補完(Copilot++)とGitHub Copilotは機能が完全に重複する。両方有効にすると補完候補が二重に出て混乱するため、CursorではGitHub Copilotを無効にしよう。


よくあるトラブルと解決法

トラブルシューティング一覧

トラブル原因解決法
AIが応答しないAPIへの接続エラーインターネット接続を確認。しばらく待って再試行
Tab補完が出ない設定でオフになっているCursor Settings → Features → Tab Completionを確認
日本語が文字化けするファイルのエンコーディングステータスバーでUTF-8を選択
拡張機能が動かないバージョンの非互換拡張機能を最新版にアップデート
Composerが使えないプランの制限無料プランでも利用可能。ログイン状態を確認
AIの回答が的外れコンテキスト不足@ファイル名でファイルを指定し、具体的に指示する
補完がGitHub Copilotと競合両方が有効GitHub Copilot拡張を無効化
動作が重いメモリ不足不要なタブを閉じ、拡張機能を整理

AIの回答精度を上げるコツ

AIの回答が的外れなときは、以下を試してみよう。

  1. ファイルを明示的に指定する: @index.tsx このファイルの... のように対象を明確に
  2. エラーメッセージをそのまま貼る: 自分で要約せず、エラー全文を貼る方が正確
  3. 段階的に指示する: 一度に大きな指示を出さず、小さなステップに分ける
  4. .cursorrulesを活用する: プロジェクトの前提条件を事前に伝えておく
  5. 「初心者向けに説明して」と付け加える: 難しい説明が返ってきたら遠慮なくリクエスト

ショートカットキー早見表

よく使うCursorのショートカットをまとめた。

ショートカット機能使用頻度
Cmd + LAIチャットを開く毎日使う
Cmd + Kインラインエディット毎日使う
Cmd + IComposerを開くよく使う
TabAI補完を受け入れる常時
EscAI補完を拒否常時
Cmd + Shift + Pコマンドパレットよく使う
Cmd + Pファイルを素早く開くよく使う
Cmd + Shift + X拡張機能パネルたまに使う
Cmd + ,設定を開くたまに使う
Cmd + Z元に戻すよく使う
Cmd + Sファイルを保存常時
Cmd + Bサイドバーの表示/非表示よく使う

Cursorを使った学習ロードマップ

バイブコーディング初心者がCursorで段階的にスキルアップしていく道筋を示す。

Week 1

基本操作に慣れる

インストール、日本語化、AIチャット(Cmd+L)でHTMLページを作ってみる。まずは「AIに聞けば教えてくれる」体験を積む。

3〜5時間
Week 2

3つのAI機能を使い分ける

チャット・インラインエディット・Tab補完の使い分けを覚える。簡単なWebページを作りながら練習。

5〜8時間
Week 3

Composerでマルチファイル

Composer(Cmd+I)を使って複数ファイルの同時生成に挑戦。ToDoアプリなどの小さなプロジェクトを作る。

8〜10時間
Week 4

.cursorrulesとワークフロー確立

.cursorrulesを設定し、自分なりのワークフローを確立。@メンション機能も使いこなす。

5〜8時間
Month 2〜

本格的なプロジェクトに挑戦

ポートフォリオサイト、ブログ、ダッシュボードなど、実用的なプロジェクトをCursorで構築。

継続

FAQ ── よくある質問

Q1. Cursorは完全無料で使えますか?

Freeプランがあり、無料で始められます。月2,000回のTab補完と50回のAIチャットが使えます。学習目的や週末の趣味利用には十分ですが、毎日本格的に使うなら月$20のProプランがおすすめです。

Q2. プログラミング経験ゼロでも使えますか?

使えます。Cursorの最大の魅力は「日本語でやりたいことを伝えれば、AIがコードを書いてくれる」こと。プログラミングの知識がなくても、「こういうページを作って」と指示するだけでコードが生成されます。ただし、生成されたコードの意味を少しずつ理解していくと、より効果的に使えるようになります。

Q3. VS Codeのままでいいのでは? 乗り換えるメリットは?

VS Codeでも GitHub Copilot 等の拡張でAI補完はできますが、Cursorはエディタ全体がAI前提で設計されている点が違います。@メンション、Composer、.cursorrulesなど、AI連携機能がはるかに充実しています。バイブコーディングをするなら、Cursorの方が圧倒的に効率がよいです。

Q4. CursorでどのAIモデルを使うのがおすすめですか?

Claude 3.5 Sonnet がコーディング精度と速度のバランスが良くおすすめです。GPT-4oも高性能ですが、コード生成においてはClaude系の評価が高い傾向にあります。Proプランでは複数モデルを切り替えて使えるので、タスクに応じて使い分けるのもよいでしょう。

Q5. Cursorで作ったコードの著作権はどうなりますか?

Cursorで生成したコードの利用権はユーザーにあります。商用利用も可能です。ただしAIが学習データから類似コードを生成する可能性はあるため、重要なプロジェクトではライセンスの確認を推奨します。Cursor自体の利用規約も確認しておきましょう。

Q6. オフラインでも使えますか?

エディタとしての基本機能はオフラインでも動作します。ただし、AIチャット・Tab補完・ComposerなどのAI機能はインターネット接続が必要です。AI機能なしの場合は、VS Codeと同じ使い勝手になります。

Q7. WindowsとMacどちらでも使えますか?

Mac、Windows、Linuxの3プラットフォームに対応しています。ショートカットキーはMacではCmd、WindowsではCtrlに読み替えてください(例: Cmd+L → Ctrl+L)。


まとめ ── Cursorはバイブコーディングの最良の入り口

Cursorは「コードを見ながらAIと一緒に作る」という体験を提供するツール。プログラミングの雰囲気を味わいながら、AIの力を最大限に借りたい人に最適だ。

Cursorの3つの強みを改めて整理すると:

  1. 直感的なGUI ── VS Codeベースだから馴染みやすく、ターミナル操作が不要
  2. 3つのAI機能の使い分け ── チャット・インラインエディット・Tab補完で、あらゆる場面に対応
  3. 段階的に学べる ── 無料プランで始めて、慣れたらComposerや.cursorrulesで高度な使い方へ

まずはインストールして、AIチャットに「Hello Worldのページを作って」と入力してみよう。AIとコードを書く体験が、きっとプログラミングへの見方を変えてくれるはずだ。

次の記事: もっと手軽に始めたいなら、ブラウザだけで完結するBoltを。

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